ラベンダー – Lavender
ラテン語の『ラワーレ(洗う)』という言葉が由来の、聖書にも登場する古くからの薬草です。
ローマの人々はこれを浴槽にいれ、傷を洗うのに利用したそうです。アロマテラピーの万能薬で、適用範囲が広いのが特徴です。バランス作用に優れ、あなたのコンディションに応じて効果を発揮します。自然交配で生まれた、スパイクラベンダーやラバンジンといった種類から取れるオイルもあります。
精油(エッセンシャルオイル)基本情報
学名 | Lavandula officinalis |
科名 | シソ科 |
主な原産地 | フランス イギリス ブルガリア |
採油 | 花の水蒸気蒸留法 |
調香 | フローラル/すがすがしく、誰にでも好まれる香り |
蒸発度 | ミドルノート |
主な特徴 | リラックス&リフレッシュ、鎮静、入眠、殺菌消毒 |
心への影響 | 緊張や不安を解消し、情緒を安定させます。 |
体への影響 | 心臓(心拍)を鎮静させるほか、ほとんど全般に効果的。 |
肌への影響 | 1.皮脂分泌のバランスを整えるので、全肌質に有効。 2.頭髪(フケ、抜け毛)のケアに効果を発揮します。 |
作用 | 強心、強壮、強脾、駆虫、駆風、血圧降下、解毒、健康回復、抗ウイルス、抗抑うつ、抗リウマチ、細胞更新、殺菌、殺真菌、消炎、消毒、神経強壮、鎮痙、鎮静、鎮痛、通経、デオドラント、発汗、分娩促進、癒傷、癒創、利尿 |
注意 | 1.妊娠初期には、使用しないでください。 2.低血圧の人は、眠くなることがあります。 |
精油(エッセンシャルオイル)応用情報
●香りを処方する際は、精油相性表を参照してください。 |
●健康作用については、精油健康作用表を参照してください。 |
●子供や幼児に使う際は、子供とエッセンシャルオイル表を参照してください。 |
●香りを処方する際は、エッセンシャルオイル別注意事項表を参照してください。 |
精油(エッセンシャルオイル)香気成分
香気成分 | 分類 | 含有率 | 備考 |
酢酸リナロール | エステル類 | 35~55% | |
リナロール | アルコール類 | 15~20% | |
ラバンジュロール | アルコール類 | ||
ゲラニオール | アルコール類 | ||
ボルネオール | ケトン類 | ||
シネオール | ケトン類 | ||
カリオフィレン | セスキテルペン類 | ||
リモネン | テルペン類 |