ベルガモット – Bergamot
イタリアの小都市ベルガモットでこのオイルが発売されたことから、名前がつきました。長く門外不出とされ、『イタリア万能薬』として活用されてきました。ベルガモットは、樹高3メートルに及ぶ樹木です。
このオイルはオーデコロンの香料として、また紅茶のアールグレイの香りづけとして、香料業界でたいへん広く用いられています。部屋の空気殺菌、また腸のせん痛をやわらげる点ですばらしい効果を発揮します。
精油(エッセンシャルオイル)基本情報
学名 | Citrus aurantium bergamia |
科名 | ミカン科 |
主な原産地 | チュニジア イタリア アメリカ |
採油 | 果皮の圧搾抽出法 |
調香 | シトラス/フルーティでありながら、甘い花の香りが重なります。 |
蒸発度 | トップノート |
主な特徴 | リラックス&リフレッシュ、気分転換、殺菌消毒、消化促進 |
心への影響 | 気分を高揚させ元気づけますから、抑うつを治すのに最適です。 |
体への影響 | 1.胃腸を強くし、食欲不振や消化不良、口臭を改善します。 2.肺結核、気管支炎、扁桃炎、呼吸困難などの呼吸器全般におすすめ。 |
肌への影響 | オイリースキンに生じる、ニキビや湿疹などのトラブルに。 |
作用 | 強心、強壮、去痰、駆虫、駆風、解熱、健胃、抗抑うつ、殺虫、消化促進、消毒、鎮痙、鎮静、鎮痛、デオドラント、癒傷、癒創 |
注意 | 肌につけたあと、陽ざしにあたるとシミができることがありますので、2~3時間は直射日光を避けてください。 |
精油(エッセンシャルオイル)応用情報
●香りを処方する際は、精油相性表を参照してください。 |
●健康作用については、精油健康作用表を参照してください。 |
●子供や幼児に使う際は、子供とエッセンシャルオイル表を参照してください。 |
●香りを処方する際は、エッセンシャルオイル別注意事項表を参照してください。 |
精油(エッセンシャルオイル)香気成分
香気成分 | 分類 | 含有率 | 備考 |
酢酸リナロール | エステル類 | 38~44% | |
リナロール | アリコール類 | 20~30% | |
ネロール | アルコール類 | ||
テルピオネール | アルコール類 | ||
d-リモネン | テルペン類 | ||
ベルガプテン(ラクトン) | その他 | 光感作成分 |