もっと知りたい!ローズマリーオイル

 
集中力がつく香り ローズマリー
名前にローズがつきますが、特にローズとは関係なく、淡い青色の小花が「海のしずく」のようなので、ラテン語でそれを意味する「ros marinus/ロスマリヌス」から名前がつきました。現代でもハーブとしてお料理によく使われています。1370年頃、ハンガリーのエリザベート王妃によってローズマリーを主成分とする若返りのローション「ハンガリー水」が生まれ、ヨーロッパ中でより広く親しまれるようになりました。ケミリー家の故郷チュニジア産のものが、高品質として定評があります。

 学  名:Rosmarinus Officinalis
 科  名:シソ科
 主産地:チュニジア、スペイン、モロッコ
 採油法:枝、葉、花からの水蒸気蒸留法
 香  調:ハーブ/新鮮でスッキリした軽いショウノウ系の香り
 蒸発度:ミドルノート


 健康効果:リフレッシュ、心身刺激、頭脳疲労回復、肝機能全般、強心

  心: 頭をスッキリさせ、記憶力や集中力をつけます。
  体: @心身の消耗や衰弱といった諸症状に有効です。
A喘息や気管支炎、風邪、流感、下痢の症状を緩和します。
B痛風、リウマチ、筋肉痛などを軽減します。
  肌: @収れん作用があるので、肌をひきしめます。
A脱け毛やフケなど、頭皮のトラブルを改善します。

 作 用:加温、強肝、強心、駆風、血圧上昇、健胃、刺激、収れん、消化促進、消毒、
     神経強壮、頭脳明晰化、胆汁排出促進、胆汁分泌促進、鎮痙、鎮静、通経、
     発汗、副腎皮質刺激、癒傷、癒創、利尿

 注  意: @妊娠中はマッサージなどに使用しないでください。
A血圧を上げることがあります。

 相  性:オレンジ、クラリセージ、サイプレス、ジュニパー、ゼラニウム、
      パインニードル、バジル、パルマローザ、ペパーミント、ベルガモット、
      マージョラム、ユーカリ、ラベンダー、レモン

 
 
1・アロマテラピーとは何かを理解する
2.アロマテラピーの基本、ラベンダーオイルとローズマリーオイル