もっと知りたい!ラベンダーオイル

やすらぎの香り ラベンダー
ラテン語の「ラワーレ(洗う)」という言葉が由来の、聖書にも登場するほど古くから愛されている薬草です。ローマの人々はこれを浴槽に入れ、戦争で負傷した傷を洗うのに利用したそうです。アロマテラピーの万能薬で、適応範囲が広いのが特徴です。それは、このオイルがバランス作用に優れ、そのときのコンディションに応じて効果を発揮してくれるからです。自然交配で生まれた、スパイクラベンダーやラバンジンといった種類から採れるオイルもあります。

 学  名:Lavandula officinalis
 科  名:シソ科
 主産地:フランス、イギリス、ブルガリア
 採油法:花の水蒸気蒸留法(0.7〜0.85%)
 香  調:フローラル/すがすがしく、清潔感のある香り
 蒸発度:ミドルノート
 健康効果:バランス回復、リラックス&リフレッシュ、鎮静、入眠、殺菌消毒

  心: 緊張や不安を解消し、情緒を安定させます。また、神経を強壮にします。
  体: 心臓(心拍)を鎮静させるほか、ストレスや肉体疲労などからくる様々な体の悩みに対応します。
  肌: @皮脂分泌のバランスを整えるので、全肌質に有効です。
A頭髪(フケ、抜け毛)のケアに効果を発揮します。

 作用:強心、強壮、強脾、駆虫、駆風、血圧降下、解毒、健康回復、抗ウィルス、抗抑うつ、抗リウマチ、
細胞更新、 殺菌、殺真菌、消炎、消毒、神経強壮、胆汁分泌および排出促進、鎮痙、鎮静、鎮痛、通経、
デオドラント、発汗、 鼻みず排出、分娩促進、癒傷、癒創、利尿

 注  意: @妊娠初期の方は、マッサージなどに使用しないでください。
A血圧を下げることがあります。

相 性:オレンジ、カモミール(ローマン)、クラリーセージ、サイプレス、ジャスミ ン、ジュニパー、ゼラニウム、
     パインニードル、パチュリー、パルマローザ、 ペパーミント、ベルガモット、マージョラム、ユーカリ、
     レモン、 レモングラス、ローズマリーなど多くのオイルと合います。

 
 
1・アロマテラピーとは何かを理解する
2.アロマテラピーの基本、ラベンダーオイルとローズマリーオイル