パリで約4時間の待ち時間を経て、首都チュニス空港に降り立ったのが、午前11時(現地時間:以下同じです)でした。
チュニス空港におり立つと甘い香りがしました。日本の空港は味噌と醤油の香りがし、韓国の空港ではキムチの香りがすると聞いたことがありますが、これがチュニジアの香りなのでしょうか?
空港を出ると、今回のメインイベント「JAPAN NIGHT2005」のポスターが貼られまくったバスに乗り、早速カルタゴ遺跡とシディ・ブ・サイドを見学しました。
シディ・ブ・サイドのドアは鮮やかなブルーで、白い壁とのコントラストがとても美しい街並みです。
「鳴呼、これがチュニジアンブルーか」と感激しながら巡っていると、あちこちで猫を見かけます。
どいつもこいつも日本の猫よりスリムで、凛々しい顔をしています。カメラを向けたら、「なに撮ってるだこのやろう」という顔をされたので、撮るのをやめました(笑)。
そして、みんなでカフェ・デ・ナットに入り、松の実がどっさり入ったミントティーを飲みました。
チュニジアではポピュラーな飲み物で、清々しい香りと甘い味が、とても美味しく感じられ、幸せな一時を過ごせました。
夜になり、現地のスタッフによる、歓迎レセプションが行われました。かつて大金持ちの別荘だったという「ESSARAYA」レストランは、美しいタイルの絵でいっぱいでした。
日本大使館より、大使代理の方々も見えられたので、かなり緊張しましたが、イチジクのカクテルを痛飲しリラックスできました。
料理は、特にフェンネルのサラダがおいしかったです。そして、デザートが大変甘かったことは、とくに印象に残っています。
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